SHINCHAN BLOG

3.21

FRIDAY

グリム童話

電車に乗って、ドビュッシーのシランクスを聴いてると、子供の頃によく見ていたグリム童話を思い出すよ。


命の水ってお話好きだった




悪魔に連れ去られたお姫様を救いに宮殿に助けにいくんだ。

時間以内に戻ってこれなければ海の底深くに沈むだろう、と。


僕が好きなのは、
そんときの宮殿のひえきった雰囲気、青白い宮殿の色合い、背の3倍はある白い柱と柱を走り抜けるときの、ザワザワ感、クツのカカトの音。







ラプンツェルも好きだった。


美味しいレタスが食べたくて、隣の魔女の畑からレタスを盗むんだけど、レタスがある晩どうしても引っこ抜けなかった。

うんしょうんしょやっていたら、レタスが魔女の顔に変わった。

お前はこれから授かる娘はわたしのもんだ、と。お前はその後も子供を授かるからきっと最初の子は忘れて行くだろう、と。

ラプンツェルの髪をよじ登る王子が魔女の目を盗んで愛しあっても、バレて、塔からいばらに落ち視界を失うんだ。


砂漠を何年も歩き続け、ラプンツェルを探しつづけるシーンが好きだった。

いま考えたら、何年も探し歩きつづけ、しかも目がみえないままで。





王子、アホちゃうかと。





ラプンツェルと再会したときのシーンで子供がすぐにパパ、僕のパパ、っていうシーン。










んなアホな…と。








子供が生まれるまえに生き別れた親父が突然現れ、おー、おまえはラプンツェルの子供、

そう、あなたの子よ。


そうか、そうか、おまえは私の息子か、苦労をかけたな。


僕の…パパ!パパ!!










んなアホな、と。




子供にとっては始めて会った大人の汚らしい目の見えない男がいきなりやってきて、しかも小1くらいで、いきなり大好きな母さんと仲良くしてる姿横目で見ながらあなたのお父さんよとか言われたらさすがに子供だってはあ?なにいってんねん、しょーもない!ってなるやん。


どんだけうちら家族ほっといてんねんちょっと表でろやしばいたるってなるやん。








だんだん綺麗な思い出がどす黒く色塗られてきたように思うが、書きながら聴いてる音楽がずっと不安なメロディーばっかやねん。





あとね、いまなんか浮かんだんは、
バイキンマンにやられそうになるときに限って登場してアンパンマンの頭を果敢に投げてくる、反抗期が芽生え始める5歳児にとってはそーとー余計なお世話なバタ子の登場なんだけど、
アンパンマンの顔が変わる瞬間、めっちゃクルクル回って取り替えられるやん?









アンパンマン、絶対首の骨あるやろ。



あの回転おかしい。


クルクル回りすぎ。



あと、あの新しいのと交換する瞬間、ちょーコンマ0.00000001秒の再生したら、変わる瞬間のアンパンマンの古いほうの頭、絶対あおじろ〜い顔してんで。
顔の部分真っ黒い顔しながら一瞬ニヤリとしながら左ななめ下に落ちていっとるよ絶対。


ボロボロの、水でふやけきった頭が最後変わる瞬間、ニタっとしてるんだよ。そんで左ななめ下のテレビフレームから消えていく。



本当は怖いグリム童話やない、本当は怖いアンパンマンや。




アンパンマン、今日は絶対なにがなんでも負けろっ!
今日は絶対に負けろっ!
って心の底から祈りつづけても勝ち続けるアンパンマンに嫌気がさし、こんな感受性ないヒーローいやだって感じ、以後ピーターパンのフック船長のワニに喰われた腕に萌えるようになっていきました。







グリム童話、実はえげつないんだよね、また見たい。みよ。



END














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