THURSDAY
第6話 【Dig it】
Dig itができたのは上京1ヶ月かそのへんにできた曲です
やっていたバンドがうまくいかず、自分自身にも人に対してもうまくいかないときでした。
この頃は毎日の日課、図書館にCDを借りにいく、っていうのをやり、夜はBARで働きながら音楽を聴いてってのをただひたすらやってました。
たくさんのジャンル、音楽が、自分とどう化学変化起こすか、知らないものを自分の中に入れたらどうなるかだけ、とにかくワクワクしながらやってました。
Dig itはわりかしそこまで珍しい音楽ではないですが、このへんの音楽もたくさん聴いていたんでした。
トラック作りは、とても熱中しました。
ドラムとベースも、スネアも、エレピも、
楽器が奏でる音のメッセージに集中しました。
よく、歌詞は、伝えたいメッセージを曲に込めるみたいなものって言われますが、
僕の中では、音楽、その音ひとつひとつに歌詞のメッセージが入ってます。
だからメッセージも必然的に音に埋め込まれてるはずです。
そのメッセージをみんな自分自身のフィルターを通して言葉にに変えるのだと思います。
だから、ぼくは歌詞から先に作るってとても難しい。
ありゃありゃ、dig itから少し離れたなあ。
まあ、そんな感じです。
上野公園で今から猿をみます。
次回はねむれないですね^_^

ではまた☆